2004年、2006年、2009年にそれぞれ中国の援助で建設された裁判所、警察本部、競技場(Telecom Sports Arena)の破損が激しく、政府は補修費に62万米ドルを計上している。現在外務省は中国側に補修相当金額を負担するよう交渉中で、中国が合意すれば直ちに工事を始めたいとしている。クック諸島投資公社のツタンガ総裁は、中国の持ちこんだ資材、建設方法は熱帯気候に適合しなかったと述べている。裁判所はあちこちで4年も前から腐食が発生しており、雨が降れば階段が滑りやすくなり、事務室が水浸しになり、建物の錆が急増しているが、特に空調設備の取り換えが早急に必要であるという。(Cook Islands News/ Nov.4, 14)
クック諸島
【中国・台湾進出動向】
補修が必要な中国建設建物(クック諸島)
2014.11.18