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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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「永久居住権付与構想」の拡大を検討(バヌアツ)

バヌアツ政府は、香港資本投資入国制度と類似した「永久居住権付与構想」(Permanent Resident Program) を、アジアや欧州にも適用できないか検討している。この永住権付与構想は、香港資本投資入国制度を適用して、香港の居住ビザを取得した中国本土の富裕投資家に、永住ビザを認可することにした政府の構想に基づくものである。香港資本投資入国制度でバヌアツの永住権を申請する中国人には、関係官庁の総意として、バヌアツのオフショア企業であること、バヌアツ永住権取得者であること、バヌアツ労働許可が免除されること、などが要件となっている。この構想は、前政権時代から検討されており、これまでビザ取得中国人から1人も労働許可申請がないことから、野党も支持している。大規模投資家の投資があれば、雇用が生まれ、競争により国内製品の品質が良くなり、価格が下がることで、購買力が高まることが期待される。労働許可取得免除は他国との競争で優位性を付加したものである。本構想を施行することで、1.歳入増加、2.バヌアツの社会経済開発に投資する大規模投資家の移住、が期待される。
(Vanuatu Daily Post/ Feb.25, 13)