中国寧波で開かれた浙江省投資・貿易シンポジウムに出席したバイニマラマ首相が、弊催されている展示ブースを視察、紹興市のブースでTengy Cement Co.がフィジーでセメント工場を建設することを認可したと述べ、また、鉄鋼石またはタロ芋の開発を要請した。タロ芋はフィジーで加工工場を建設し、中国に輸出されることになる。紹興市は繊維産業の町でもあり、2012年の生産量が140億米ドルでその他製品を含めた輸出額が330億米ドルにのぼる。首相は、「フィジーも繊維産業の再興を検討しており、繊維ばかりでなく食品加工や果樹園企業の投資を歓迎する。2006年革命以来多くの国から疎外されてきた我々に中国が友好的に寄り添ってくれたことに感謝している」と述べた。
(fijilive/ June 11, 12)
フィジー
【中国・台湾進出動向】
中国からの投資を歓迎(フィジー)
2012.06.25