3月26日、ポートヴィラのホテルで約150人の各界代表、外交団、在中国人を招待して中国との国交30周年記念式典が行われた。1985年,当時在フィジー中国大使が来訪して会談後、翌26日に共同コミュニケが発表され国交が成立した。この30年間で両国関係は他の途上国のモデル的存在となり、その象徴的な成果として、議会ビル、MSG本部ビル、太平洋大学(USP)Emalus Campusの学生宿舎等が建設されている。1985年に中国はサント北部病院に8人の医師を派遣、1993年から毎年8人の医師がポートヴィラ中央病院に派遣されている。これまでに130人以上の医師が20年以上にわたりバヌアツで診療を行っている。また、1995年以来、5人から8人の学生が中国に留学、現在も約20人の学生が留学中で、卒業後はバヌアツにとって貴重な人材となる。この6月ポートヴィラで開催予定のACP-EU会議のため中国は38台の乗用車を提供する。
(Vanuatu Daily Post/ March 30, 12)
バヌアツ
【中国・台湾進出動向】
中国との国交30周年を祝う(バヌアツ)
2012.04.16