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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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地元漁業企業が台湾漁船に脅威 (クック諸島)

地元の漁業会社、Taio MarineのTapi Taio氏がクック諸島の延縄漁のパイオニア的存在であるが、ラロトンガ周辺海域での漁が昔ほどおもわしくなく、先行きを心配しているところ、政府が最近台湾のメバチマグロ、メカジキ漁を主とする漁船17隻に1年契約で3年間、年間60万米ドルの入漁料で領海内の操業を認可したことを非難した。ラロトンガの漁師たちはすでに漁獲量が少なくなっていて、いつまでも漁を続けられないと述べている。政府は衛星追跡装置で台湾漁船の動向を監視、毎週漁獲量を報告させることにしており、各島から48マイル内側での漁を認めていないと釈明している。太平洋で40億米ドルの漁をする外国漁船から受ける島嶼国の現在の利益は5~6%にすぎない。
 
(Radio Australia/ Jan.3, 11)