台湾は、昨年ソロモン諸島を訪問した馬総統がソロモン政府との間で締結した太陽エネルギー協力協定により40個の太陽光発電設備を寄贈したが、エネルギー・鉱業・地方電化担当のマーク・ケマケザ大臣は、本来同設備は地方の医療機関、教会、学校に配布すべきものだとし、一部国会議員のみが設備を受けとったことに対して疑問を示した。台湾のチャン大使は、馬総統の10万米ドルの資金で「一人の生徒に一個の太陽光ランプ」という新構想に基づくものであると述べ、新議会ビルにも設置を検討しているという。
(Solomon Times/ Jan.13, 11)
ソロモン諸島
【中国・台湾進出動向】
台湾が太陽光発電設備を寄贈(ソロモン諸島)
2011.01.13