国際金融公社(IFC)が発表した「PNGおよびソロモン諸島のクルーズ・ツーリズムによる経済効果」によると、態勢の整備が求められている大型客船受け入れ観光産業(cruise tourisum)整備計画が実現すれば, 約10億キナ(3億880万米ドル)の収益が見込まれ、PNGが太平洋島嶼国地域のハブ的存在になると期待されている。昨年、Alotau, Rabaul, Kitava, Doini Island, Kiriwinaに寄港したクルーズ船から1,420万キナ(A$570万ドル)の収益があった。観光客の受け入れには、現地観光情報の発信と観光客が何を求めているのかを研究しなければならない。寄港地では受け入れのための教育、訓練、施設整備などが必要である。世界的にはクルーズ船の乗客が使うお金は約180億米ドルとみられ、クルーズ・ツーリズムは旅行産業界で急成長すると見込まれている。(Post Courier/ Sept. 1, 16)
パプアニューギニア
【観光開発】
【環境・気候変動】
観光産業は地域のハブ的存在になるか(パプアニューギニア)
2016.09.20