過去3年間にわたり熱帯自然雨林が過剰伐採され、年間40万立法メートルが限度と考えられていた伐採量が100万立方メートルにも達し、もはや持続的森林維持は難しいとみられる。2004年調査の時の森林面積からみて、2015年までに自然林は減少を続け、2019年にはプランテーションによる森林以外は存在しなくなると予測されている。政府は森林再生手段の一つとして植林を奨励しているが、村落等小さな単位でも植林を勧めている。森林の減少は木材輸出に大きく依存してきた政府歳入に与える影響が大きい。
(Solomon Star/ Mar.19, 11)
ソロモン諸島
【観光開発】
【環境・気候変動】
自然林の過剰伐採が森林破壊へ(ソロモン諸島)
2011.03.19