MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 英国がバヌアツ、トンガ、サモアに大使館設置(太平洋地域)

英国がバヌアツ、トンガ、サモアに大使館設置(太平洋地域)

ロンドンで開催された英連邦首脳会議で英国はEUからの脱退後海外ネットワークを強化するため、英連邦諸国の9ヵ国に新たに外交施設を設置することを明らかにした。すでにフィジーにある大使館以外に太平洋地域ではバヌアツ、サモア、トンガに設置する。英国政府の発表によると、外交施設拡大は軍事協力の強化、貿易の拡大、途上国で急速に拡大している中間層へのサービス提供を図るなどとしている。トンガのポヒバ首相は英国の再帰をmusic to Tongan earsと表現している。そして、英国の再帰を歓迎し、トンガ王族事務所として使われている建物を英国に返還する考えを示した。英国の連邦諸国との関係強化は、相互繁栄、治安対策強化、環境清浄などに重点をおくが、その一環として、バヌアツと協力して太平洋および他の海洋でのプラスチック汚染問題の解決に努力していくことにしており、Commonwealth Clean Ocean Allianceに8,800万米ドルを支出する。(RNZI/ April 20, 18)