政権交代で新しい連立政権の首相に就任したジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)労働党党首は2月28日ウェリントンで外交演説を行い、ニュージーランドは長期にわたり太平洋諸国への支援を行ってきており、最も緊密な関係を築いていると述べた。特に、気候変動の影響を強く受けている太平洋諸国への深い思いやりの気持ちを表明した。また、軍縮担当相(Minister for Disarmament and Arms Control)にニュジーランド・ファースト党党首のウィンストン・ピータース(Winston Peters)副首相を任命したと述べた。軍縮担当相の重要性は国の反核兵器への主張を強化し、世界的な気候変動対策に一層の行動を起こすことにあるとしている。28日に会談する豪州のターンブル首相(Malcolm Turnbull)とは強靭で、安全で、発展する太平洋諸国を支援していくために緊密に協力していくことを確認したいとしている。(RNZI/ Feb.28, 18)
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【経済・社会動向】
ニュージーランド新首相が太平洋島嶼国への支援を明言(太平洋地域)
2018.03.12