中国は1月1日から6ヵ月間の猶予期間を設けて、プラスチック、紙、布地など24品目の固形廃棄物の輸入を禁止した。太平洋環境計画(SPREP)のAnthony Talouli公害問題担当官は、サモアはプラスチック廃棄物処理について何の対策もしていないが、生活環境や海洋の汚染を防止する対策が必要だとし、道路、海岸、川床等に放棄されている飲料水ボトルが再生使用されるのは驚きだと述べている。サモアは他の島嶼国同様、飲料水ボトルの処理管理についてまだ対策がなされていないのは事実だが、飲料水ボトルの製造のためプラスチック・パレットとして大量のプラスチックが輸入されている現実がある。(RNZI/ Jan.25, 18)
サモア
【経済・社会動向】
中国のリサイクル・プラスチック輸入禁止に対応できるか(サモア)
2018.02.05