ケニアで開催された国連環境会議で, 国連環境計画太平洋事務所のSefanaia Nawadra所長は, 太平洋のプラスチック汚染対策が最重要課題だと述べた。ノルウェー代表はプラスチック汚染をゼロにすべきだとし、プラスチックの海洋投棄に対して罰則を科すことを提案した。国連代表は新しく行動を起こさなければ、2050年までにプラスチックの投棄量は魚より多くなると警告している。Sefanaia所長は島嶼国ではプラスチック袋やプラスチック製品の使用を禁止するなど、独自に対策に乗り出している国が増えていると述べ、プラスチックのリサイクル強化や廃棄処理技術の改善が必要だと訴えた。(RNZI/ Dec.6, 17)
太平洋地域
【経済・社会動向】
国連環境会議で太平洋の廃棄プラスチック対策を最重要課題とする(太平洋地域)
2017.12.18