8月以来11名の閣僚がフィリップ・ジャルマン(Philippe Germain)大統領候補に賛成していないため、実質上政府不在の状態が続いているが、新たな政府樹立の動きがあると地元メディアが伝えている。この最中週末には、来年の独立を問う国民選挙について協議するため、Eduard Philippeフランス首相が来訪する予定である。独立派と非独立派がそれぞれ独立賛否に向けた協議を重ねている。ジャルマン氏への投票を拒否している非独立派のCaledonian Republicansは声明を発表し、いかなる秘密取引をも許さないと述べている。声明書によると、ニューカレドニアをフランスから引き離そうとする動きが一部国民とあるグループの間で画策されているという。(RNZI/ Dec.1, 17)
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
新政府樹立の動き(ニューカレドニア)
2017.12.11