11月2日、フランスのEdouard Philippe首相がヌメア協定に基づき、訪問中のニューカレドニア代表団との長時間にわたる交渉の結果、来年の国民投票に向けた政治的合意がなされたと発表した。合意では、国連オブ-ザーバーの立ち合いのもと投票場所の設定や代理人による投票権利などを決めて投票を行うことにしている。ニューカレドニアが選挙後どのようなstatusを得るのかは合意に含まれていないため、来年早々にも投票にかかわる実質的論点を明らかにすることにしている。その一つとして、フランスに所属する準独立国とするのかも含まれる。なお、フリップ首相は今月中にもニューカレドニアを訪問する。ニューカレドニアは1853年仏領となっているが、同じ仏領だった隣国のバヌアツが1980年に独立している。(RNZI/ Nov.3, 17)
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
フランスと独立に向け合意(ニューカレドニア)
2017.11.13