MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 人口増加はほとんど見られず(マーシャル諸島)

人口増加はほとんど見られず(マーシャル諸島)

新しく発表されたADBのデータによると国内人口増減傾向は微増にとどまっており、この17年間でたった3,000人しか増加していない。2000年代では年間出生率は約1,500人となっている。2000年代の人口は推定51,200人、2016年には54,200人である。その原因は海外移住で、1990年代央では毎年平均1,000人が米国に移住しているが、2012年以降のデータはない。しかし、海外移住者数は高水準で継続している。2010年度の出生者数は1,500人以上であったが、それ以降劇的に減少し、2015年には1,116人、2016年で1,089人となった。国民の半数が居住するマジュロでの出生率は2016年度で732人、今年は650人程度とみられる。全国の出生者数は約1,100人と減少し、ほぼ同数の移住者がいる。出生者数が減少する傾向が続けば、人口は減少していくことになる。米国統計局の数字では米国に居住するマーシャル人は26,000人にのぼる。(Mariana Variety/ Sept.25, 17)