地球温暖化問題で活躍したトニー・デブルム(Tony de Brum)前外相がマジュロの病院で72歳の生涯を終えた。パリのCOP21会議での活躍は「気候変動大使」として世界的に評価された。ビキニ環礁での米国核実験当時、風下にあたるリキエップ(Likiep)環礁で育った同氏は、核の被害や影響について, 国連や米国議会での聴聞会で証言を続けてきた。長年の核実験反対運動でノーベル平和賞の候補にも挙がった。(RNZI/ Aug.24, 17)
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
デブルム前外相死去(マーシャル諸島)
2017.09.04