豪州のビショップ(Julie Bishop)外相がスヴァで行われた太平洋対外関係大臣会議で、太平洋島嶼国で増加している越境犯罪対策を強化するため、過去に配備供与してきた警備船に代え、19隻の新警備艇を12島嶼国に供与すると発表した。また同時に、警備・保安要員の訓練も行うことを約束している。太平洋では麻薬取引、人身売買、不法漁業の増加が顕著となっている。そのほかに、デング熱対策、栄養指導、近隣島嶼国間労働者移動、新たな協力国としてのインドについても言及した。また、サモアで開催される次期PIF首脳会議には、ソロモン諸島に派遣されたRAMSIに相当する新たな地域治安維持軍の創設を提案したいと述べた。(Radio Australia/ Aug.12, 17)