島嶼国経済を活性化させる新しいタイプの協定だと期待されている改定経済緊密化協定(PACER-Plus)の署名式がヌクアロファで挙行された。参加国は豪州、ニュージーランド、トンガ、ニウエ、ナウル、サモア、ソロモン諸島、キリバス、ツバル、クック諸島の10ヵ国であった。改定に10年近くを要した新協定には地域の主要経済国であるフィジー、PNG、バヌアツが参加を見送った。ニュージーランドのBill English首相は、貿易制度を改めていくには長期間が必要であり、貿易を支えるインフラを構築するには多くの援助が必要であるため、3ヵ国の不参加は何が不満なのか私には理解できないところがあると述べている。
なお、FSM, マーシャル諸島、パラオは航空便の都合で参加できなかった。(RNZI/ June 14, 17)