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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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多くの島嶼国が災害リスク保険に加入(太平洋地域)

2007年に英国、米国、ドイツ、日本の贈与資金で試験的に設立された太平洋大災害リスク保険会社(The Pacific Catastrophe Risk Company) は、現在バヌアツ、トンガ、サモア、クック諸島、マーシャル諸島を保険対象国にしている。すでに保険金を受けているのは、2014年にサイクロン被害を受けたトンガと、2015年にサイクロン・パムの被害を受けたバヌアツで、合計320万米ドルが支払われている。島嶼国はこの3月末に合計2,973万米ドルの災害対策プロジェクトを始めており、災害に対する自己責任を果たすことを明確にしている。昨年Cyclone Winstonで大きな被害を受けたフィジーおよび一昨年Typhoon Maysakの被害を受けたミクロネシア連邦が保険加入を表明している。なお、災害保険加入のほかに世銀から民間金融経営、緊急事態対応計画、災害リスク金融対策について技術的な支援を受けることになっている。(RNZI/ April 13, 17)