ポートモレスビーでの教会指導者会議で全国エイズ協議会の担当者が明らかにしたところによると、15歳から49歳までの年齢で男女合わせた全国のHIV患者罹病率は0.8%であるが、エンガ州では1.7%、ジワカ州で1.6%、西ハイランド州で1.3%、東ハイランド州で1.0%とハイランド地域で高率の患者数となっている。HIV患者数の比率が特に高いのは女性性労働者の19%、男性性労働者の8.8%および性同一者である。性風俗を業としている男女が最も支援を必要としていて、社会的に差別を受けている。警察さえも介入を避け、家族からも拒絶されている。しかし、社会的にも宗教的にも疎外されていて彼らに接触するのは非常に難しいのが現状である。(The National/ March 16, 17)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
地域で最多のHIV患者数(パプアニューギニア)
2017.03.27