ロシアの実業家で君主制主義者のAnton Bakov氏が1917年のボルセヴィク(Bolshevik)革命で消滅したロマノフ王朝を復活させたいとして、キリバスの3つの無人島を復活の地対象として検討している。政府の外資委員会はプロポーザルを検討中としている。記者の質問に答えて、革命で世界に散らばったロシア人は数万人おり、その中にロマノフ王朝を復活させたいと思っている人が大勢いる。ロシアにあるRussian Monarchist Partyは政治団体として認められている。党が選挙にでても支持者は1％か1.5％にすぎないが、1億人以上もいる選挙人の数を考えれば支持者は決して少なくない。現在いくつかの最貧国を候補に検討しているが、受け入れてくれる国があれば3.5億米ドルの予算で空港、港、自然に優しいバンガロー・リゾートを4つ建設する計画だとしている。(RNZI/ Feb. 1, 17)