MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 外国人の土地所有問題(フィジー)

外国人の土地所有問題(フィジー)

フィジーの市民権を持たない駐在員または一時滞在者とみなされている外国人が会員となっているフィジー土地所有者協会(Fiji Landowners Association)のある会員が非社会的発言で国外追放になった。サイード=カイユーム法相は、この協会は法的に認知されていない任意団体であり、その宅地を持つ外国人土地所有者たちが土地所有法の一部改定に同意できないと発言していたこともあるが、追放の真意は彼女が国家元首に対する侮辱にあったと述べた。フィジーでは外国人が宅地を買って放置したままの土地が多くあり批判が高まっている。政府は土地の有効活用化を図るため2014年に土地販売法を改定して、非居者に宅地を売ることを制限している。改定土地所有法では、外国人土地所有者は2年以内に12万米ドル相当の家を建てなければ、高額な罰金課税または禁錮刑が科されることになっている。(RNZI/Dec.23,16 & Fiji Times/ Dec.13, 16)