保健相が12月1日に発表したデング熱疑似患者数14人でうち6人が真患者と確定されていたが、12日現在119人がデング熱に罹患したとみられ、うち34人が患者と確認されている。今後も患者数が拡大するとみられる。患者数の大半はポートビラ周辺であるが、地方への広がりが危惧されている。政府は住居環境を清潔にし、蚊の駆除を徹底して、長袖着用や蚊帳を張って寝るよう呼び掛けているが、雨期に入って患者数の拡大をいかに防止するか全国的な警戒態勢が敷かれている。(Vanuatu Daily Post/ Dec.13, 16)