メラネシア・スピアヘッド・グループ(MSG)のヤボリ(Amena Yauvoli)事務局長が、延期になった10月の首脳会議を加盟国首脳が同意すれば12月20日に開催したいと述べた。7月の首脳会議で結論が出ていない「加盟資格問題」が再度議題の一つになる。また、「2017年業務計画および予算」の承認が議題となる。前回首脳会議が延期となった10月3日・4日には、バヌアツ西パプア協会(Vanuatu West Papua Association)が、メラネシア域内の自由パプア市民社会運動グープ(Free Papua Civil Society Organization)および西パプア統一解放運動(United Liberation Movement for West Papua(ULMWP)などの団体が参加してWantok Summitを開催する計画をしていたが、首脳会議が延期されたため中止されている。Wantok Summitの議題の一つは、ULMWPをMSGのフルメンバーとして承認するよう首脳会議に要求することであった。MSGの運営費負担についてメンバーとなった愛国自由カナック社会主義者戦線(FLNKS)の負担金をどうするかは、首脳たちの間で共同分担することで合意がなされているとヤボリ事務局長が述べた。(Vanuatu Daily Post/ Nov.16, 16)