MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > マジュロの水道90%不適格(マーシャル諸島)

マジュロの水道90%不適格(マーシャル諸島)

環境保護局がマジュロ環礁の10ヵ所で水質検査をした結果、9ヵ所で人間、家畜による汚染が原因で水質が基準値以下であることが判明した。上水道管の検査のうち半分が大腸菌(coliform & E coli)で汚染されていることも分かった。いずれの汚染水地域も学校や居住地に近く、水泳や魚とりができるのは1ヵ所のみである。汚染はいずれも下水の垂れ流し、海岸近くの豚小屋、海への排便およびごみ捨て等が原因である。首都の下水は汚水処理されないまま環礁に排水されている。茶褐色の藻が繁殖していることがその証左でもある。また、環礁の外側200フィートまで伸びている下水管が劣化し、破損したままである。米国政府は現状修復にベストな方法を調査中である。(RNZI/ Oct.21, 16)