豪州を訪問しているバイニマラマ首相がリバプール市の歓迎レセプションに出席したフィジー出身者に、フィジーは豪州およびニュージーランドと共通の課題に対して、対等の姿勢で全面的に協調していきたいと述べた。同首相は、豪州のビジネス業界に対して、フィジーは太平洋の中心にあり、道路、港湾、空港などインフラ投資を拡大し最新の通信(Telecommunication)機能を整備しており、近隣国の追随を許さない位置にあると投資を呼びかけている。サイクロン・ウィンストンによる大きな被害にもかかわらず、フィジーの今年の経済は3％の成長が見込まれている。また、フィジー政府はフィジーを近代国家に変貌させる野心的な計画を進めているとしている。豪州には約5万人のフィジー人が居住している。(Fiji Times/ Oct.19, 16)