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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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国民の20%が貧困基準以下(トンガ)

アジア開発銀行(ADB)の統計によれば、国民の22.5%が貧困基準を下回っており、1,000人の新生児のうち14人が1年以内に死亡している。2011年の人口調査では103,252人となっていることから、23,231人が貧困基準以下とみられる。基本的なインフラ、公共サービス、雇用または家計収入機会などの欠乏に加えて、自然災害対策欠如などから貧困が改善せず、経済は海外送金、農業、観光、海外援助、民間部門に依存している。太平洋14島嶼国のうち、1位のマーシャル諸島では国民の約半分が貧困基準以下となっているが、トンガは12番目に位置している。ちなみにバヌアツが一番低く12.7%である。トンガは長期経済成長と自然災害など外的経済ショックに対応するため、ADBから300万米ドルの無償供与と300万米ドルの借款を受けているが、1972年以来ADBから合計1億6,850万米ドルの借款、無償供与、技術供与を受けている。(Matangi Tonga/ Sept 14, 16)