8月10日Wonderful giftと称されるホニアラ国際港が正式に開港した。ホニアラ国際港は、大型国際貨物船の入出港を可能とするため、日本が2,400万米ドルの資金を供与して旧ホニアラ港湾施設を改修したものである。改修によって気候変動による高波や風雨に耐える港になり新たな雇用も生まれる。開港式に出席したソガワレ首相はこれまで日本が供与した①漁業センター、②病気予防及び治療対策、③ホニアラ公共市場建物、④東ガダルカナルの橋梁、⑤ホニアラ国際空港エプロンおよび誘導路、⑥同空港ターミナルビル、などの建設協力のほか災害予報通信網設置協力、ごみ処理対策、森林資源管理、Aukiの港湾及び市場建物などにも協力を得ていて、直近ではホニアラ主要道路の改修が市民から大きな期待が寄せられていると述べた。なお、日本は2023年のPacific Gamesの開催都市となるホニアラに対して、Kukum Highway とMataniko Riverの二つの橋の建設を進めている。(Solomon Star/ August 12, 16)
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
ホニアラ港改修工事完了(ソロモン諸島)
2016.08.22