昨年のサイクロン・パムで甚大な被害を受け、世界中から到着した米、ヌードル、缶詰、肉などの援助物資の賞味期限が切れているとして大量に廃棄された。国民は何故一年も配布しないで保管していたのかと怒りを高めているが、国家災害対策局は援助物資が到着した時点ですでに賞味期限が切れていた物資が多かったと述べている。将来同様な事態が発生した場合には、最もありがたいのは物資ではなく現金であって、地元の商店から食料品などを調達して被害地に配ることがよりよいと述べている。(RNZI/ March 7, 16)
バヌアツ
【経済・社会動向】
大量のサイクロン援助物資を廃棄(バヌアツ)
2016.03.22