フィジーに対してロシアから供与された武器の総額は4,180万米ドルと判明した。武器供与協定は2013年に締結されたが、政府は協定を議会で公表する必要はないという立場である。野党は国会審議のない秘密取引だとして無効を主張している。また、政府は、2016年度予算に含まれていないのは、予算額が公表されたあと船積みが行われたためだとしている。大韓航空でナンディ空港に到着した20名のロシア軍要員は厳重な警戒のなかVIP搭乗口でフィジー軍幹部に出迎えられた。ロシア外務省はフィジーに供与した軍用資材は、ゴラン高原に国連停戦監視部隊として派遣されているフィジー軍のために供与したものであると述べている。(RNZI/ Feb.9, 16)
フィジー
【経済・社会動向】
ロシアが供与した武器の総額は4,180万米ドル(フィジー)
2016.02.22