米国ノース・カロライナで地理学を研究している学生、James Ellsmoorがキリバスの購入したフィジーの土地を訪れ、荒涼とした丘陵地形と沼地の多い低地帯の僻地には、すでに故郷を持たない流浪民が居住していることが問題だと指摘した。Ellsmoor氏はキリバス政府が一定の人口が居住できる土地を購入したのか疑問が残り、今後選出される新大統領がどのような考えを示すのか関心があると述べている。同氏によると、現地には昔砂糖栽培労働者として誘拐されてきたソロモン人たちとその子孫が約500人住みついており、彼らを他の土地に移住させることができるのかの問題があるという。(RNZI/Jan. 13, 16)
キリバス
【経済・社会動向】
キリバスのフィジー土地購入に疑問(キリバス)
2016.01.28