最近の2015年国連開発指数によると、PNGの保健衛生状態は187ヵ国中、157位と最悪グループに入っている。2位豪州の隣国にありながら最低地位にあるのは異様な状態である。700万人の人口で医師の数は約400人と少なく、人口の85%が住む地方に勤務する医師は51人にすぎない。豪州は302人に一人の医師がいるが、PNGは17,068人に一人となっている。太平洋地域におけるPNGのHIV/AIDSの感染率は一番高く、全人口の1%に広がっているとみられる。(Post Courier/ Dec.4, 15)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
世界最悪の保健衛生状態(パプアニューギニア)
2015.12.15