モナコのアルバート王子が主宰する”Because The Ocean”宣言に、フィジー、キリバス、パラオ、アルバ、カナダ、チリ、フランス、メキシコ、モナコ、ニュージーランド、スウェーデンが賛同署名した。グループは気候変動が海洋に与える影響を研究する国連の気候変動に関する政府間パネルの科学者たちにも協力を求めている。また、国連持続的開発目標14(UN SDG-sustainable development goal 14) 達成を目指して海洋の浄化力を高めるなどの活動を行う。海洋は、世界経済の3兆米ドルから6兆米ドル分を担い、世界貿易の90%が海上輸送であり、43億人の動物性たんぱく質摂取量15%を供給する漁業などに貢献しながら、増加するCO2の吸収、温暖化、珊瑚礁・生態系・種の破壊、強大な嵐、海流変化、有害な種の襲来、海面上昇による数百万人の居住地放棄、など 様々な負の様態に立ち向かっている。(Pacific Scoop/ Dec.2, 15)
太平洋地域
【経済・社会動向】
気候変動に関してフィジー、キリバス、パラオがBecause The Ocean宣言に署名(太平洋地域)
2015.12.15