アノテ・トン(Anote Tong)大統領が6月29日の国連総会で演説し、パリでの気候変動対策会議でいかなる対策がとられようとも、低地島嶼国にとっては遅すぎる決定だと述べた。
また、海面上昇など気候変動が続けば現在生活している国民すべての生活を支えることができない。生存資源がなくても、海面上昇と厳しい気候条件に共生していかなければならないことを自覚していると述べた。キリバスはパリのCOP21会議でこの困難な問題に対処すべく世界の団結を呼び掛けている。(RNZI/ July 1, 15)