EUのミミカ国際協力・開発局長はスバのEU代表部新事務所開所式で挨拶し、太平洋島嶼国地域は世界で最も気候変動の影響を受けやすい地域であり、EUが最も関心を持っている地域でもあると述べた。今年12月パリで開催されるCOP21では、EU28加盟国はその厚い外交網を駆使して気候変動対応策を前進させていきたい意向である。EUは2030年までに炭酸ガス排出量を40％削減することを約束しており、他の排出大国にも同じような規模の削減を求める方針である。太平洋地域では、EUはフィジーを拠点にして向こう6年間に2億5,000万ユーロを拠出して気候変動対策を推進していくとしている。(Fiji live/ June 18, 15)