財務相も務めたことのあるパパリイ(Papali’i Niko Lee Hang)議会財政委員会委員長は、政府公用車の私的乱用で燃料や維持修繕費に多額の金額が使われ国家財政を圧迫しているとして、無駄使いのトップに挙げている。そして、各政府機関は常に予算通り資金の配賦がないと困惑しているが、予算通り資金が配賦されないのは公用車の乱用にあるとしている。しかし、予算を超えた過剰支出も多々あり賢明な予算施行が求められる。政府は、先週発表した緊縮予算案を「身の丈に合った予算」として、過去5年間にわたる赤字歳出体制から脱却するとしている。(Samoa Observer/ June 10, 15)