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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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海底鉱物資源開発でEUと連携(太平洋地域)

太平洋共同体(SPC)と欧州連合(EU)は、海底鉱物資源開発に関する太平洋諸島の政策担当官と法案作製官の実習共同体を立ち上げる。この新機構は、先週アピアでサモア政府とSPCが共催した、海底鉱物資源開発に関する法整備作成担当官の共同研究会の成果として発足したものである。担当官たちは現在の資源政策と法律の問題点も洗い出し、改正の可能性を検討する。また、将来の法規制についても問題点を共有して検討するなどして持続的可能な管理をめざす。EUもこれらの目的達成に向けてSPCに協力していく。SPCは、EUが拠出した海底鉱物資源計画(Deep Sea Minerals Project)の資金で、ブログやポータルなどで新機構を運営する。2011年に始まったこの計画によって、EUは島嶼国の海底鉱物資源に関する情報収集を支援し、企業の海底鉱物資源開発に協力しながら、太平洋島嶼国民が不利益を被らないよう海洋環境保護に注意し、また、公平な金融資源を確保して国際法に照らしながら太平洋諸国を支援してきている。(News Release/ Secretariat of the Pacific Community, May 29, 15)