5月1日国立競技場に設置した150kwの太陽光発電設備が稼働した。 気候変動の影響が危惧される中、パラオはゆっくりと、しかし確実に再生エネルギーによる発電能力向上に向けて動いている。2020年までに再生エネルギー発電を20%にまでするのが目標であるが、この計画はEUの支援でNorth Pacific ACP Renewable Energy and Energy Efficiency Project(North-Rep)として知られる。 North- Repは、ミクロネシア連邦、パラオ、マーシャル諸島がEUの援助資金1,440万ユーロをプールし、エネルギー部門の開発を競うという特別なそしてユニークな計画である。その運営と責任は太平洋共同体が担うが、North-Repは都市部の電力を10%削減する、ミクロネシア連邦とマーシャル諸島の12,739人に初めて電気を供給する、21の保健所と32の学校に基本電力を供給する、ことを目標としている。(Island Times/ May 4, 15)
パラオ
【経済・社会動向】
150kwの太陽光発電稼働(パラオ)
2015.05.19