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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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日本援助の水道敷設計画完成へ(パラオ)

コロール州とアイライ州の水道敷設計画案を検討していたJICAは、調査報告書が近く完成すると記者発表した。2月27日JICAとオビチャン(Charles Obichang)公共事業・産業・商業担当相、パラオ公共事業公社(PPUC)の3者が最終検討会を開き計画内容を合意した。日本が供与する総事業費は1,000万米ドルから1,500万米ドルで、日本政府が最終的に決定された工事を認可次第、工事は開始されるが、パラオ政府も一部工事費を負担する。工事は現存の施設を全面改良、一部新設するものであり、たとえば、アイライ水道処理場から供給される飲料水の約半分が漏水しており、水道料金の低収入とエネルギーの損失に繋がっている。工事は、今年前半に始まる予定であるが、完成まで約2年半かかる見込みである。(Islands Times/ March 2, 15)