財務省の統計によると、2015年1月末の国の負債額はGDPの48.4%に当たる1億8,920万米ドル(3億9,260万パアンガ)で、対外負債は1億7,420万米ドル、国内負債は1,493万米ドルとなっている。対外負債の大部分は中国輸出入銀行からの借入金、1億1,240万米ドルで、その約半分を2006年ヌクアロファ中心街での暴動で崩壊した建物の再建費用6,690万米ドルが占めている。2013年以来、IMFと世銀はトンガの長期債務の持続性可能ポジションを「ハイリスク」から脱却できるよう監視していて、トンガの財務運営当局は「やや緩和」のレベルに達成できている。中国からの借款には、道路建設工事費4,420万米ドルとDateline Hotelの修築工事費130万米ドルも含まれている。対外債務残高が「やや緩和」ポジションに移行したことから、100%グラントであったIDAとADBからの資金援助は、2015‐16年度予算からローン50%とグラント50%の比率で受けることになっている。(Matangi Tonga/ Feb.19, 15)
トンガ
【経済・社会動向】
債務額はGDPの約50%(トンガ)
2015.03.04