バイニマラマ首相が、経済・貿易関係を促進するため、フィジーを訪問しているアラブ首長国連邦(UAE)のSheikh Abdullah bin Zayed Al Nahyan外相に、8月開催を予定している太平洋諸島開発フォーラム(PIDF)首脳会議への参加を要請した。バイニマラマ首相は、太平洋地域の島嶼国間協力の枠組みを確かなものにしたいとするPIDFの活動が確実に根付くまで、UAEの資金協力が非常に重要だと述べている。太平洋諸国が国連のミレニアム開発目標を達成できていないため、PIDFは、太平洋小島嶼開発途上国(PSIDS)の直面する気候変動問題、再生可能エネルギー開発、持続的観光開発など、グリーン・エコノミー手法による持続的開発を目指している。首相は、また、南太平洋の中心地にあるフィジーにUAEの大使館設置を希望している。(Fijilive/ Feb.19, 15)