11月24日ソウルで第2回韓国・太平洋島嶼国外相会議が開催された。主要議題は開発援助、気候変動、海洋・漁業協力、2011年の第1回会議の決議事項の実施評価などである。韓国は、2008年に設立された韓国・太平洋諸島(PIF)フォーラム協力基金への出資金を2倍の100万米ドルに増やす。韓国は、また、過去20年間に約5000万米ドルをODAとして供与している。参加国を代表して挨拶したクンブアンボラ・フィジー外相は、韓国に対して大国（豪州、ニュージーランド）の政治事情に左右され、弱小島嶼国に満足する対策が取られていない現在のPIFの組織改革が必要だとするフィジーの考え方を支持するよう求めた。ただ、ニュージーランド・ラジオの報道によると、PNGのPato外相は、PIFの組織が改革されてもPNGは豪州とニュージーランドを加盟国から排除することはないとしている。(Korea JoongAng Daily & Fiji Sun/ Nov.25, 14)