アノテ・トン大統領はフィジーのバヌア・レブ島にある土地を、所有していた教会団体から790万米ドルで購入したことを明らかにした。土地の一部は耕地として利用されていた。Fiji Times Onlineによると、地球温暖化で将来国土の消滅が懸念されるキリバス政府は、あらゆる国に接触して代替土地入手を検討してきたが、応えてくれたのは今年キリバスを訪問したフィジー大統領だけだったとして感謝の意を表し、当分の間国民の移住は考えていないとしている。この土地の一部にソロモン諸島の人が住んでいるがそのまま居住を認め、土地に生育している樹木は数10万ドルの価値があるという。(Fijilive/ Sept.30, 14)
キリバス
【経済・社会動向】
フィジー土地購入完了(キリバス)
2014.10.14