アピアで開催される第3回国連小島嶼開発途上国会議に出席する潘基文国連事務総長が、気候変動の影響が大きいとされる太平洋島嶼国に深い関心を示している。会議に出席する各国首脳は、海面上昇、過剰漁、貧困、保健、エネルギー・インフラ整備など約200件の事項を表決する予定である。キム事務局長によると、いくつかの先進国は気候変動に影響を受けやすい途上国への支援、特に財政援助を約束しておらず、資源も財源もない小島嶼国には先進国の全面的な支援が必要である。今後は、環境変化や気候変動による避難民の問題も討議される見込みである。(RNZI/ Sept.1, 14)
太平洋地域
【経済・社会動向】
国連が太平洋の気候変動影響を深刻に受けとめる(太平洋地域)
2014.09.16