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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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首相が気候変動に強い危機感を表明(サモア)

 パラオのPIF年次総会に出席したサモアのトゥイラエパ首相が、気候変動について適切な措置が講じられなければ、太平洋の小さなすべての島国は消滅してしまうと強い危機感を示した。太平洋島嶼国が強い危機感を表しているのは、気候変動に対して海抜が1mもなく高波に脆弱である国が多いことである。また、急速に減少しているマグロに対する遠洋漁船の乱獲にも警告を発し、40億米ドルと言われるマグロ漁売上金の島嶼国への還元が少ないと不満を示した。なお、PIF事務局長は新しくPNGのメグ・タイラー(Meg Taylor)女史が就任した。(Samoa Observer/ Aug.2, 14)