サモア、トンガ、バヌアツ等で欧州資金による企業集団設立の動きがあるが、PNGでも、報通信分野での企業化を目指しているDuouveri Henao氏を中心に、ソフトウェア技術を生かした25企業の設立会議が最終段階にきている。情報通信企業化に関心を持つ会計、法律、金融などのグループも含まれる。この週の会議に参加した80人は、15年前設立されたPNG工業大学でコンピューター技術を学んだ人たちである。IT分野は日進月歩であり、彼らは企業化で自分たちの技術を磨き、革新していきたいとしている。参加者の一人、Apakali氏はOk Tedi鉱山で働いた後、カリフォルニアで10年働き、現在、自分の家をシリコン・バレーに擬して会社を立ち上げている。また、大阪大学で準教授をしているDr. Raula Kulaはアプリの開発とデータ管理システムの研究を続けている。彼は、PNGで広範囲に使われているMotu語によるYu Tok通信アプリの共同開発者である。彼らは地方での情報通信普及と教育に参画したいと望んでいる。(Radio Australia/ June 27, 14)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
若手企業家でシリコン・バレーを目指す(パプアニューギニア)
2014.07.08