ソロモン諸島の洪水による死者の数は23人にのぼり、まだ40人以上が行方不明となっている。避難している1万人以上に対して、感染病発生の予防用医薬品キットが配られた。豪州、ニュージーランドから3機の航空機が救援物資を輸送しており、ホニアラ空港が再開したことで救援活動が本格化するであろうと国連人道問題調整事務所(OCHA)担当者が述べている。災害後最も恐れられているのは下痢、結膜炎、デング熱等の拡大である。非政府活動団体Save the Childrenの話では、ガダルカナル島で約5万人が家を失い、ホニアラの避難キャンプでは1万人以上が生活しており、劣悪な衛生状態が病気の発生につながるとして心配されている。水害以前から発生しているデング熱患者の数は、水がはけて地面が乾いてくると爆発的に増加することが懸念される。
(NZ Herald News/ April 4, 14)
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
水害情報(続報)(ソロモン諸島)
2014.04.21