ADBのアジア「開発予測年報」(Annual Asian Development Outlook)によると、太平洋地域の2014年経済成長率は5.4％と前年の4.8％を上回るとしている。成長を引っ張るのは資源国であるPNGと東チモールであるが、主たる成長要因は公共投資である。ナウル協定加盟国に入る漁業権収入もあり、ナウルでは難民収容施設運営資金からの恩恵もある。フィジーは9月の選挙後の成長が期待され、ミクロネシア地区はパラオの観光が好調であるものの、全般的には2％の成長とみられている。
(Radio Australia/ Aril 2, 14)