政府はデング熱患者が48,000人にのぼると予測しており、その対策費として270万米ドルが必要だと試算している。政府の12月、1月の支出経費は52,000米ドル、1月から3月の経費は644,000米ドルであった。現在、6月までの予算を検討しているが、総額で270万米ドルになるとみられる。防疫対策にはWHO, UNICEF, SPC, Center of Disease Control in Atlanta, London School of Tropical Health, Australian Aidなども協力しており、これらの機関から67万米ドルが供与されている。医療機関はウィルス検査で確認しなくても、デング熱患者と診断された発症者数で実数を把握することにしており、4,087 人が確認されている。政府は地域社会や企業にも協力を求め、実態把握に努めている。
(Fijilive/ March 21, 14)
フィジー
【経済・社会動向】
デング熱対策費に270万米ドル必要(フィジー)
2014.04.07