太平洋委員会(SPC)は、太平洋地域でここ数年デング熱患者が前例のない異常な数で増えているが、その増加要因がつきとめられていないことに危機感を示している。過去14ヵ月間に4種類のデング熱が、時を置いて地域をめぐり発生しているという。うち3種類のデング熱はこの20年間地域で発生していなかった。しかし、湿度、高気温、都市化など生活の変化が影響している可能性もある。この14ヵ月間地域で何人の患者が死亡したのか把握されていないが、現在数百人が発症しているとみられ、公共衛生政策に大きな脅威となっている。
(Solomon Star/ March 8, 14)
太平洋地域
【経済・社会動向】
太平洋委員会がデング熱を「前例のない異常な発生」と危惧(太平洋地域)
2014.03.24